ひやおろしを知る。季節の日本酒、その特徴やおすすめの飲み方などをご紹介。

秋を楽しむ日本酒、ひやおろし。

 

秋になると、ひやおろしという名を掲げた日本酒をよく目にするようになります。

日本酒は、新酒、夏酒、ひやおろしなど、四季を通じて楽しめるお酒であり、季節によってその味わいや趣を異にします。

今回は、秋の日本酒”ひやおろし”にスポットライトを当ててみます。

ひやおろしの味わいや特徴、解禁日、そもそもなぜ決まった時期に出荷されているのかなど、ひやおろしに興味をもっていただくきっかけとなれば幸いです。

目次

  1. ひやおろしとは。季節によって異なる日本酒の呼び名。日本酒の季節商品?生詰との違い

  2. ひやおろしの解禁日はいつから?

  3. 味わいの特徴。ひやおろしを楽しむ、おすすめの飲み方

  4. さいごに

1. ひやおろしとは。季節によって異なる日本酒の呼び名。日本酒の季節商品?生詰との違い

9月初旬頃から出荷される、ひやおろし。

日本酒は、冬季にまとめて製造されるのが一般的なスタイルです。冬にしぼりあがったばかりの新酒を除けば、酒蔵に貯蔵されている酒が、1年を通して徐々に出荷されていきます。

ひやおろしは、もともと、しぼった酒に「火入れ」という加熱処理を一度だけ施し、蔵のタンクに貯蔵しておき、熟成の深まった秋に蔵出ししていくという商品です。

火入れは、通常出荷前に二度行われますが、ひやおろしには一度しか行われません。火入れされた酒は、酒質が安定しやすいのですが、あえて回数を減らすことで酒の熟成を進め、新酒の荒々しさとは異なる味わいを編み出しています。

日本酒は、火入れをしてあるのか、また、火入れ回数によっても呼び方が異なります。その点で見ると、ひやおろしは一度火入れをする酒、つまり「生詰」タイプの日本酒ということになります。

2. ひやおろしの解禁日

ひやおろしは、ボジョレーヌーボーのように明確な解禁日が設けられているわけではありませんが、一部、業界内では9月上旬に、ひやおろしを一斉解禁する動きも出ているようです。

最近では、8月下旬頃から出荷が始まるケースもあります。

3. 味わいの特徴。ひやおろしを楽しむ、おすすめの飲み方

日本酒の1番美味しい時期って、いつだと思いますか?

熟成された秋の日本酒は、新酒のかどがとれて、丸みのある味わいになります。実は、しぼりたての荒々しさが落ち着いて、なめらかな口当たりを楽しめるこの時期が、日本酒の飲み頃とも言われています。

秋はおいしいものがたくさんあります。ひやおろしは、秋の味覚を使ったお料理の引き立て役です。

おすすめの飲み方は、商品によっても異なりますが、冷やか少しお燗をしてもおいしくお召し上がりいただけるものが多いです。

肌寒さを感じる夜には、燗酒がより身に沁みわたり、温かい日本酒をお楽しみいただけるかと思います。

4. さいごに

四季を感じるお酒、日本酒。それぞれの季節で、異なる風味を楽しんでいただければ幸いです。

この記事をご覧になった方へのおすすめ

「純米吟醸 ひやおろし 門外不出 720ml」

フルーティーな香りと芳醇な味わいが特徴。

「ひやおろし クラシックタイプのセット 720ml×2」

普通酒と純米酒の辛口酒セット。

「ひやおろし 芳醇辛口セット 720ml×2」

味わい深い純米酒とフルーティーな純米吟醸のセット。